別府市の志高湖の奥にある小鹿山は、大分市郊外にある府内大橋から由布岳・鶴見岳方向を見ると低いながらその前山としてよく見える。由布岳と鶴見岳が半透明であればその重なった部分のように感じるのは私だけだろうか。
 大晦日のこの日、別府温泉に行こうと昼から思い立ち出かけた。別府市立少年自然の家「おじか」からだとあまり時間がかからないようなので、別府リンゴ園の先から入り込み登ってみることにした。「おじか」はこの時期閉館しているようで道路に柵がしていたので、手前に車を停め歩くことにした。
 「おじか」のある場所が標高450m位なので山頂までの標高差は250m程しかなく、少年自然の家の利用者などが気軽に登っているようで、登山道はわかりやすく案内板や標識もある。この日も午後2時半頃から登り始め3時には山頂に着くことができた。次回は志高湖方面から登ってみたいと思った。
別府市 小鹿山(727.6m)

2003/12/31







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私の評価 登山道 標識整備 山道展望 山頂展望 草花自然 運動量等 周辺整備 温泉施設
★★★ ★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★ ★★★ ★★★★ ★★
小鹿山地図(クリックして拡大)  奥別府の小鹿山は別府から湯布院に行く途中の鳥居から左折し志高湖方面に行けば登ることができる。
 地図をクリックして詳細地図


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志高湖から小鹿山(クリックして大きく)  志高湖の駐車場から湖を挟んで東側に見えるのが小鹿山で、山頂に無線のアンテナが建っている。
 志高湖の向こう側からも登ることができる。
 写真をクリックして拡大
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 志高湖を通り過ぎ神楽女湖の先で別府ニットーゴルフクラブとリンゴ園への分岐があり、これを左折する。



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 民家の前の細い道を過ぎると、別府市立青少年の家「おじか」への案内表示ががあるのでその道を登る。



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 「おじか」の前から自然観察道路があり、冒険の森方向に登って行けば山頂だ。
 この右側に案内板もある。



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 途中迷うところもないが、青少年の家が立てている案内板の指示やゲーム用に吊り下げられている空き缶伝いに登ると良い。


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 自然観察路も杉山までは防火帯のように広い。
 青少年の家の裏からも防火帯があり、それを登れば山頂に着くようだ。


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 案内に従い登っていくと冒険の森があり、右の杉山の中には吊り橋やアスレチックが設置されていた。


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 杉山を過ぎると勾配はきつくなり、腐葉土の道をロープを伝いながら登るところも何ヶ所かある。


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 真冬なのでほとんどの樹木は葉を落としているが、アオキの赤い実が美しい。


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 真っ白なキノコがヤマザクラの枯れ木一面に付いているのも、きれいなコントラストだ。



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 途中で防火帯が開けたところから高崎山と大分市内が展望できる。




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 山頂近くになると防火帯が開けてきて、防災無線用のアンテナが目の前に見えてくる。


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 登ってきた道の案内板には夜間登山下山口と書かれており、右に行けば防火帯伝いに青少年の家に降り、左に行けば志高湖の方に出るようだ。

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 小鹿山山頂は木や草が刈られていて、少し広くなっている。
 三角点の標柱や山頂碑の他別府市防災無線の中継小屋がある。


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 山頂のあちこちにモグラ塚があり、腐葉土の中にはたくさんの虫がいるようだ。



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別府方面展望(クリックして大きく)  別府市方面は高い木が切り倒されているので展望はとてもよく、国東半島の山々も見えそうだった。
 写真をクリックして別府方面のパノラマ写真

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 志高湖方面に下る道も広く、こちらから登って神楽女湖の方に降りれば、十分山歩きが楽しめると思う。


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